月と金星と木星と

１２月初旬、家人が車で帰る途中、月と金星と木星の配置が綺麗だったというので天体関係のニュースを調べてみると１２月1日夕方に月と金星と木星の接近があったんですね。
前回は２００５年にあったそうで３年ぶりの現象となります。次の機会は２０１０年２月１６日だそうですが肉眼では観えないようです。
「じゃあ次、晴れたら望遠鏡を出してみるか」と私。

寒くなってくると空気も澄んで星の観測には絶好のシーズンなのですが、１２月ともなるとうちの地域では時雨れることが多く思ったように観測が出来ないのです。
案の定、思い立ってからというもの曇りや雨の日が多く全く星が見えない。ところが先週、一日だけ天候に恵まれました。この機を逃すまいと望遠鏡をひっぱり出し木星を見てみるとただのゆらゆら揺れるオレンジ色の点…
これは観測時間が夕方のため、木星が低い位置にあり大気層の影響を受けたためと思いますが、それよりなにより望遠鏡の性能が大きいのではないかとｗ
なぜなら同時刻、家人曰く「イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト、衛星４つ見えたよ～」と。なんだよ～せっかく苦労して望遠鏡セッティングしたのにちゃっかり他で見てやがんの。ガクッ…

画像は金星と木星だけです。残念ながら月は遠くにありますのでｗ　左が金星、右が木星です。接近の雰囲気だけでも感じていただければ。