ミクロ 平行世界

日記のようなもの。極稀に生成物を貼ります。

籾摺り&雑感

 最近、いろいろ五月蠅いですねー、テレビが。

あまりにうるさいんで、うちはほとんどプライムビデオにお世話になってます。

でも、私ひとりの時はもっぱら有線。画面見ながら作業できんし。

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まぁ、こんなときなんでまわりに煩わされず、いろんな作業が捗る捗る。
 
で、籾摺りと。
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 毎年、玄米を頂くんだけど、どうミスったのか今回籾殻がついたままのお米が混入してたんですよ。
このままじゃ精米出来ないので、籾殻が付いたままのと玄米をチマチマと選分けたのですが、籾殻付きが結構ありまして。。 さて、この籾殻どうやってとる?
 
 すり鉢でゴリゴリとか、あの手この手と試してみたのですがイマイチで。
ネットで道具はないものかと探してみたけどけっこーしますね。今回限りだからなー。
では、自作は出来ないものかと探してみると… 木臼か!
ということで自作木臼で籾摺りをされていた方の知恵をお借りして自作することに。
 
 
 
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 合板を2枚、丸く切り出して重ね、向かい合った面それぞれに彫刻刀で刻みを掘る。
これでいいのかわからないけどトライアンドエラーで。
 
 丸い合板に軸とハンドルを取付けて完成。合板だけだと軽すぎて米粒に負荷が掛からないのでダンベルの2.5キロプレートを置きます。
適量の籾を板にはさんでゆっくりゴリゴリ回すと、最初は軽い手応えが徐々に重くなってきました。音といい、なんか摺れてる感じ?
  
 

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 ほどなく籾殻と玄米が木臼のまわりにこぼれ落ちてきたので上側の板を外してみると摺れてる!!
 
 いいんじゃない? ってことで毎日少しずつ、ゆるゆるとやりますか。
結構な量があるんで長く掛かりそうだけど…
 
 
 
(注:こっからは長いし、たいしたこと書いてないんで時間の無駄になります。) 
 
 
 
  上に関連して「人生において大事なこと」っていうかコツのようなものは「毎日少しずつやる」ってことなんじゃないかと最近思っています。
ほかにも大事なことって人それぞれ多々あると思うけど、夏休みの宿題は最後に、テスト勉強は一夜漬けみたいに計画性とは無縁だった私にとって、今頃になってようやく身をもって感じるようになったんですね。
 
 こう思うようになったのはここ数年自治会の活動をしてまして、そこで知り合った方の存在が大きいですね。挨拶はするけどあまり話したことがない方でして、私の印象は毎日外でなんか作業してるなぁぐらいで。
 
 近所に昔から便利に利用されている所有者不明の通りに抜ける細っそい通路があるんです。春夏は草の勢いにまかせて草ボーボー、秋冬は自然に枯れるがままを繰り返し、雨の日にはぬかるんだりと殆ど手入れされていない状態だったんですね。
 
 あるとき、ふと視界が開けていることに気がついてそちらの方向に目を向けると、その通路が綺麗に整備されていたんです。これまで気付かなかったのはその通路の通りにに抜ける側でなくて、反対側から整備を進めていたので整備完了間際まで気付かなかったのです。 
 
 それからして先の方がちょうど整備作業されているところに出くわしまして、お話しを伺うと半年ほど前からコツコツ進めてきたと。完全にボランティアなんですが、作業量を考えると大変な仕事(自分比)でとてもじゃないが私には出来ない… と思ったのと同時に「コツコツやればこんなことも出来るんだなぁ… 」と深く理解し、自分を見つめ直す機会となったのです。
 
 字面では分っていたつもりでも本質を理解してないってことってありますよね? まさに自分。
 
 
 一気にやってしまわないと駄目な質で、いつまでもそのことについて考えたくないというか頭を空っぽにしておきたいんですね。
あと、コツコツやることに関して馬鹿にしていたところがあって、チマチマやってないで一気にやればいいじゃんと思っていたり。
でも、これまでを振り返ると「少しずつやっておけば楽だったのになぁ… 」なんて思うことも多々ありました。
 
 
             「小さな事からコツコツと」 
 
 
 不断の、小さな努力を積み重ねるひとにはかなわんなと思う今日この頃です。
 
 

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うちのサクラ。ことしもいつもと変わらず賑やかしい。

この時期だけ注目されるけど毎年一年間の準備があってこその花なんだなぁ。