ミクロ 平行世界

日記のようなもの。極稀に生成物を貼ります。

スカイラブ、ミール、そして…

HTVドッキング成功!! と騒いでいたのがエライ前のような気がします… 実は直ぐに記事をアップしようと思っていたのですがまとまらなくて。タイミングを逸してしまいました… 一言メッセージでわざわざ前フリしといたのに~w

当日はPCで中継を見ていたのですが、アームで掴む瞬間を見逃してしまいました。その一瞬だけ寝てしまいました… んがぁーー、、、残念。

ところで、なんといいますかねー、テレ朝「報道ステーション」では一言も触れませんでしたな。なんと頑なな姿勢w 日テレの「NEWS ZERO」村尾キャスターのところではワンコーナー取って紹介していたというのに。よし、TVはほとんど観ないけど、これを機会に「NEWS ZERO」は観ることにするぞ! きっかけは単純なのだ!ww

さて、今回紹介するのはタカラトミーから発売された岡田斗司夫さんプロデュースの食玩海洋堂原型による小型模型(フィギュア)です。宇宙船やら人工衛星、ロケットetc. 宇宙開発に関係するものの他、宇宙人?もモデル化されました。

私は中でも宇宙ステーション「スカイラブ」「ミール」は特にお気に入りでありまして「王立科学博物館 第3段」として用意されていた「HTV&H-ⅡB」とも関係深い「国際宇宙ステーションISS)」が発売中止になったのは非常に残念です。

ワンフェスで原型を見ましたが非常に細かく密度感があり素晴らしい出来だっただけにね。H-ⅡA(かな?)もあったのに~、、、余談だが、うちのブログ的に”ISS”というと情報省特殊部隊かな?w


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さて、一つ目はアメリカのステーション「スカイラブ」です。子供の頃、良くテレビに映っていたので印象深いんです。
太陽電池パネルが片方しかついてなくてアンバランスなデザインがカッコ良く「こういうデザインなんだろう。」と思っていたのが、実は打ち上げ時に片方は落っこちてしまったということを後年知ることになるのですがw
付属のリーフレットにはこのほか様々なトラブルに見舞われたことが紹介されていて、クルーたちはまさに生死を賭けたサバイバル状態にあったというw


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二つ目はソ連のステーション「ミール」です。2001年に廃棄されるまで15年の長きにわたり軌道上に留まり数々の実験をこなしました。
こちらもリーフレットを読むとスカイラブと同じく様々なトラブルを経験し、極限での生活、生命維持というものは簡単でないことを教えてくれます。あと維持するにはお金が掛かるということも。。
これらに価値を見出す後ろ盾(国? だよねーやっぱ。)がないとままなりませんね。


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2001年3月23日、100トンを越える巨大な構築物を人為的に大気圏に再突入&廃棄するミッションが実行されました。その廃棄された構造物とは? これが最後に紹介する落下する「ミール」です。

この落下するミールには「帰郷」とタイトルが付けられています。
前に紹介したスカイラブには「残照」、ミールには「孤島」とそれぞれタイトルが付けられているのですが、これには岡田斗司夫さんの思いが特に込められています。

ちなみにリーフレットから引用すると

ソ連崩壊と言う騒ぎの中で、お荷物にされながらも、十数年の長きにわたって役割をつとめあげたミール。その最後の役目は『軌道での邪魔者にならないように、燃え尽きること』だった。その姿は、あたかも、寡黙で愚直な老兵士のようだ。老兵は死なず、ただ消え去るのみ。ミールがようやっとふるさとの地球に帰るときは、この世から消え去るときだった。そんなミールは断じて『墜落』ではない。『お疲れ様』という気持ちをこめたくて今回、『帰郷』というタイトルにしてみた。」

余談ですが、軌道上にわざわざデブリを撒き散らすどこぞの国とは大違いだね~w

なんとなく、地球にさえ落とせばあとは勝手に大気層によって燃え尽きると簡単に思ってしまいますが、リーフレットでは人の居ない場所に安全に落とすことは如何に難しくデリケートな人類初のミッションだったかが語られています。そしてロシア連邦宇宙局によってきちんと最後までコントロールされ、南太平洋フィジー諸島沖上空で殆燃え尽き一部は海に没しました。

またまた余談だが、制御不能で墜落したロケットで村一つ消したどこぞの国とは大違いだねぇ~ww

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再突入時を後方から見る感じ?

ところで、なぜ宇宙ステーションに惹かれるかというと、人類が宇宙へ進出するための最前線基地、孤立無援の砦であり、大いなる実験場であると思うからです。なんやわからんが「未来への希望」の象徴的存在というか…

「宇宙に進出してなんになるの? 無駄じゃない?」と思われる向きもあろうと思いますが、かつて生命が母なる海から多大なリスクを冒して陸に上がったように生命の宇宙への進出、可能性の芽を育むのではないか? と思うのです。

実際、膨大な予算を掛けたこの実験が一個人にもたらす貢献度を考えると?? ではありますが将来、人類のみならず他生命にもたらす恩恵は計り知れないものがあるんじゃないか??? と。

とはいえこのブログ的に言えば「そんな先のことはわからない。」というのが正直なところですが。。

さて、それではあと少しで人類初の快挙となる、もうひとつの「帰郷」を待つこととします。