ミクロ 平行世界

日記のようなもの。極稀に生成物を貼ります。

ヒートペン HP-1000(EASY WELDER) その2

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本格的に使う前に0.5ミリプラ板の端材で考えていた使用目的に使えるかどうか試してみました。

プラ板左のバルジは右上に写っている別売りの自作用ビットを丸く削ったもので押し出してみたものです。板金のようにハンマーで鉄板を叩き出すようにプラ板に丸い先端を徐々に押し付け出っ張りを作りました。大きいサイズのものでは誠に効率が悪いですが、私の作るスケールでは十分使えると思いました。

バルジの下、右横のメガネと”アカ”の切り抜きは右下の尖ったビットでくり貫いたものです。
尖ったビットを深く刺し移動させれば切り抜くことが出来、浅く刺し移動させれば凹モールドを彫ることが出来ます。

これはあまり期待していなかったのですが、予想を超えて使えると思いました。切り抜きの際に溶けたプラスチックが再びくっ着くということがなく綺麗に切り抜くことが出来ました。ただし、ビットの移動した跡が盛り上がりますからヤスリがけは必須です。ケガキ針での凹モールドは毛羽立ってしまいますが、ヒートペンはシャープで気持ちよい仕上がりです。モデルガンの刻印彫りにも使えますね。

総括すると(これだけで?w)これは面白い道具ですね。工夫しだいでいろいろな加工が出来ます。使いこなしに夢中になって目的を忘れてしまいそう。